Our Story

創業ストーリー

私たちアンベルの物語は、ある1本の折りたたみ傘の開発から始まりました。

創業者の辻野義宏は、長年傘業界に身を置き、機能性と革新性を追求し続けてきました。

辻野は19歳の時に、明治17年創業の老舗傘メーカーに入社しました。

当時は問屋業中心のビジネスモデルでしたが、辻野は独自の商品企画の必要性を訴え、自ら企画や仕入れを担当するようになります。

台湾や中国の協力工場を何度も訪問し、素材や製造技術を学び、はっ水持続加工の生地や耐風性能を持つフレームの折りたたみ傘など、革新的な製品を次々と世に送り出しました。

しかし、2014年に勤務先の企業が債務超過となり経営権を売却、その2年後の2016年3月には親会社が経営破綻するという予期せぬ出来事が起こります。

傘の最需要期である梅雨シーズンを目前に、取引先から納入実行を懇願される中、「辻野なら信頼できる。起業するなら応援する」という取引先の言葉に後押しされ、同僚の杉山穣、菅野智夫とともに、新会社アンベルは設立されました。

 

使い捨てから、常備へ

アンベルが目指したのは、機能性による差別化でした。

「使い捨てから、常備へ」というコンセプトのもと、私たちは革新的な機能を追求し続ける折りたたみ傘に特化したブランドを目指しました。

常識ではなく可能性を追求し、競合の動向ではなく顧客の目線に立ち、コストではなく機能性にこだわる。それがアンベルの精神です。

創業から8年目を迎える現在、自動開閉折りたたみ傘としては世界最軽量級の商品をはじめ、遮光100%の折りたたみ傘など、独自開発の機能性を有する商品を次々と開発し、自社ブランドの販売を順調に拡大しています。

アンベルの製品開発は、単なる機能性の追求にとどまりません。

私たちは、お客様の日常生活に寄り添い、その想像力を刺激するような傘づくりを目指しています。

雨の日も晴れの日も、お客様の生活をより豊かに、より快適にする価値を創造し続けること。

それこそが、アンベルの目指す未来なのです。

「雨の日、晴れの日を快適にすること」というミッションのもと、アンベルはこれまで革新的な製品を生み出してきました。

そして今、「使い捨てから、常備へ」というコンセプトを掲げ、折りたたみ傘の新しい価値を提案しています。

この挑戦を通じて、私たちは「人々の生活をより豊かに、より快適にする価値を創造しつづけること」というビジョンの実現を目指しているのです。

傘を通じて社会に快適さや利便性を提供するために、アンベルの挑戦は今日も続いています。

未だかつて、どこにも存在しない独創的な機能性を追い求めて、私たちは革新の旗を掲げ続けます。